回収率を上げるために思いついた馬券法、「コバンザメ」
2016年安田記念はロゴタイプが皐月賞以来の勝利と、個人的には大盛り上がりの結果となりました。
ちなみに自分はロゴタイプを去年のダート参戦&敗戦で、もはや苦しいと判断していて、買っても3着付け程度の認識でした。
しかし昨年の金杯からちょくちょく重賞で勝負が出来ていたことを考えると、ノーマークというのは少し軽率だったのかもしれません。
特にロゴタイプは前目から行ける馬なので、展開次第では一発も起こせる逃げもありうると考えていたならば、もしかしたらと思いますが・・・やはり私は買わないと思います。
ではどうすればロゴタイプのような馬を1着付けでとれるのか考えた結果、今回お話しするお気に入りの馬をコバンザメとなります。
たぶんすでに同じ手法が出回っている気がしないでもないですが、書きます。
これはただ単純にこの馬はすごい!と思った馬を、その後どんなに惨敗し続けても単勝で同じ金額を買い続ける馬券法です。
ちなみにロゴタイプが2歳王者になった次のレースから、この戦法で単勝を買っていた場合
(2013皐月賞3.7倍 + 2016安田記念36.9倍) / 18戦 = 回収率約225%になります。
さらにこの方法はオルフェーブルやディープインパクトといった大人気した馬で、皐月賞後にこの戦法で単勝を買い続けたとしても、回収率は100%以上になります(海外のレースは計算から除外)。
これは行けるのでは?と思い、ためしに2011~2015年のクラシック勝馬が初めてクラシックを獲得して以降の単勝回収率を計算してみました。
※2016年6月12日時点のデータです。なお国内で投票できないレースについては計算から除外しています。
馬名 | 回収率 |
キタサンブラック | 150% |
ドゥラメンテ | 133% |
ミッキークイーン | 60% |
レッツゴードンキ | 0% |
トーホージャッカル | 0% |
ワンアンドオンリー | 13% |
イスラボニータ | 12% |
ショウナンパンドラ | 187% |
ヌーヴォレコルト | 80% |
ハープスター | 93% |
エピファネイア | 223% |
キズナ | 93% |
ロゴタイプ | 225% |
メイショウマンボ | 48% |
アユサン | 0% |
ディープブリランテ | ― |
ゴールドシップ | 100% |
ジェンティルドンナ | 215% |
オルフェーブル | 143% |
アヴェンチュラ | 0% |
エリンコート | 0% |
マルセリーナ | 69% |
結局、ある程度の目利きと、いい具合に軽視されるレースが必要といった結果になりました。
この馬券法の良い点は思い入れのある馬をひたすら応援し続けるという、競馬の醍醐味を深く味わえる点ですかね。
もっとも、あまりお気に入りを増やしすぎると、次走を調べるだけで疲れそうですが。
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